ブログの筆者:ほわほわ
ある日のこと。(過ぎし日)
ほわほわは学校が終わり、家に帰ろうとしていた。
今日も1日おつかれさま〜
ルンルンで家まで歩く。
いつものようにエレベーターに乗り、
最寄りの階まで上昇。
よし、降りよう!
と思ったが、、
・・・・・。
あれ?
ドアが開かん
おかしいな
ほわほわはもう一度開くボタンを押した。
・・・・・。
開かん...
ウィーンってならん......
ドア開かんぞ...!?
壊れた...?
不安な気持ちでいると、今度は
カチッ
あ、電気......
希望の光まで消えた。
ほわほわは完全にエレベーターに閉じ込められた。
どうしよう...
・・・・・。
ほわほわの血の気が引いていく
これって、、、
リアル タワーオブテラー だ。
きっとほわほわもハイタワー三世みたいにこのまま下に落ちて...
うわぁぁぁぁ
いや、落ち着けほわほわ。
大丈夫よ!そのうち誰か来るわよ!
待っていればきっと...
誰も来ない...
相変わらずボタンは反応しないし、誰も来る気配がない。
どうしよう...
本当にこのままエレベーターが落下して、ほわほわは天使に......
気付けば、ほわほわの頬を大粒の涙がつたっていた。
もうダメだ...
ほわほわは短い人生を振り返った。
楽しかったこと。悲しかったこと。
大好きな食べ物。
最後にまた食べたかった。
来世は何に生まれ変わるんだろう?
今日はほわほわ最後の日。
なんやかんやいい人生だったなぁ・・・
そんなことを考えながら、希望を捨てかけていた、
その時。
たまたま、ほわほわママが家から出てきた。
ほわほわはエレベーターの中で号泣している。
ほわほわママはそれに気付いた。
ほわちゃんが号泣してる...!!
ほわほわママもそれを見てプチパニック。
お隣さんをピンポンし、助けを求めた。
事情を説明。
お隣さん応戦。
お二人はどうしたらいいか話し合っており、しばらくするとアドバイスをくれた。
“ほわほわちゃん、他の階を押してごらん”
ほわほわ、了解。
実践。
ポチッ
・・・・・
ウィーーン!!
動いた...!!
そして、ようやくドアが開いた。
助かった....
ほわほわは、ほわほわママとお隣さんの助けの元、奇跡の生還を果たした。
今思えば対処法はたくさんあったのかもしれない。
しかし、その時のほわほわは生死を分ける局面でパニック状態だった。
でも、今は違う。
今回で対処法は分かった。
これで2回目が来ても大丈夫だ。
これから先の人生で、後何回エレベーターに閉じ込められるだろうか?
ほわほわにとって、これが記念すべき1回目となったのであった。
(完)
最後まで読んで下さり、ありがとうございました🐥