ほわほわん

元気ない人もほんわかとした気持ちになれたらいいなぁ ってブログです。

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遊園地1 音の正体(お化け屋敷2)

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ブログの筆者:ほわほわ

 

 

ある日のこと。

ほわほわは家族、祖父母と一緒に遊園地に来ていた。

 

 

やっほ〜い!

 

 

みんなで旅行するのは楽しいなぁ〜

さっきまでは、おじいちゃんとおばあちゃんの行きたいところにみんなで行った。

 

次はどこ行く〜?

 

みんなで話し合い。

今度はほわほわの行きたい場所か。

 

 

それじゃあ...

お化け屋敷がいいなぁ〜

 

よし、行くか!

 

 

そうして、みんなでお化け屋敷に行くことになった。

しばらく歩いて...

 

 

お化け屋敷に到着!

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並んでスタッフさんの案内を待つことに。

 

 

楽しみだなぁ〜

ん、おばあちゃんはなんだか不安そうだ。

 

 

おばあちゃんは、おじいちゃんとほわほわで挟んで行くことにした。

 

いよいよ次の番。

 

 

どうぞ〜

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ついに、ほわほわ達は出発した。

 

 

お邪魔します〜

 

 

みんなでおそるおそる進むことに...

 

わぁ...中に入ると真っ暗で何も見えないな。

 

行きたかったとはいえ少し震える...

やっぱ、お化け屋敷は怖い...

 

けど、みんなで行けば大丈夫だよね!

行くぞ〜〜

 

 

そう思ったのだが、、、

 

 

ん!?

 

 

ほわほわはあることにびっくりした。

 

 

おばあちゃんが石のように動かんぞ...?

 

 

なんでだ...

 

おばあちゃんは健康的で足腰は強い。

さっきもお化け屋敷に来る時はピンピン歩いていた。

 

しかし、今は片足ずつ10センチほどしか進まないのだ。

 

こりゃあゴールに辿り着かないぞ

後ろの人とぶつかってしまうかも...

 

ほわほわは、慌てておばあちゃんに声をかけた。

 

 

おばあちゃん、一緒にいるから大丈夫だよ〜

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おじいちゃんと2人でなんとか前に進もうと試みる。

 

 

おばあちゃん、お化け屋敷苦手だったかな...?

 

 

そんなことを考えていると、しばらくしておばあちゃんはつぶやいた。

 

 

なんか...ここ、暗いね〜?

 

 

そりゃそうだぁ?お化け屋敷だもん。

と、おじいちゃんのツッコミ。

 

おばあちゃんは家ではワイルドだけど、まさかこんな弱点があったとは。

みんなびっくりしていた。

 

これはこれで思い出になりそう。

 

それからも、おばあちゃんのスピードでゆっくりとお化け屋敷の中を進んで行った。

 

おばあちゃん以外、みんな笑顔でお化け屋敷を歩いている.....

 

 

 

 

クヮックヮックヮッ.....

 

 

 

 

ん?

 

 

突然変な音がした。

今のなんだ...?

 

みんなが戸惑っていると、再び...

 

 

クヮックヮックヮックヮッ

 

 

また聞こえた。

 

.....お化け屋敷の演出?

 

しかし、さっきまでとは毛色が少し違う。

何が起きているのか分からぬまま、その音はさらに大きくなっていく...

 

 

 

クヮックヮックヮックヮッ

 

 

 

こわいこわい

 

その後も止まらず...

 

 

 

クヮックヮックヮックヮックヮックヮックヮックヮックヮックヮックヮックヮックヮックヮックヮッ.....

 

 

 

何の音かね!?

 

あの冷静なおじいちゃんですら不安がっている...

 

 

本当に何の音...?

 

 

みんなが一斉に怯え出した。

 

しかし、その時

 

 

 

・・・あ!!

 

 

 

みんなは、ふとあることに気付いた。

 

 

 

おばあちゃんの声が聞こえないぞ...?

 

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さっきから、おばあちゃんが一言も話していない。

一応手は握っているため、ここにいることは確かだ。

真っ暗で口元は見えないのだが...

 

 

みんなでおばあちゃんに話しかけてみた。

 

 

 

おばあちゃん?

 

ん?

 

もしかして...さっきのって、おばあちゃん?

 

ふぁ?

 

 

 

おばあちゃんはよく分かってないみたい。

しかし、この反応でみんなは察した。

 

その後も、何回か謎の音は聞こえてきた。

最初は分からなかったが、よく聞くとそれは紛れもなくおばあちゃんの声だった。

 

 

 

クヮックヮックヮッ...

クヮッ!!

 

 

 

おばあちゃんか!

びっくりした〜

 

みんなから安堵の声。

 

本当に出たのかと思った...

ほわほわも安心した。

 

 

おばあちゃんは一見ふざけてそうに見えるかもしれない。

しかし、おばあちゃんはあくまで真剣だ。

 

謎の声の正体はおばあちゃんであり、おばあちゃんは怖すぎるあまり謎の声を発していたのだった。

 

そして、それに釣られて他のみんなも別の意味で怯えていた...

 

 

そんなこんなで、

 

 

お化け屋敷ゴール〜

 

 

ゆっくりながらも、お化け屋敷のゴールまでなんとか辿り着くことができた。

 

終わって早々、みんなはおばあちゃんの話で持ちきり。

 

ほわほわもおばあちゃんに言った。

 

 

さっきすごかったね〜

 

 

それに対し、おばあちゃんはまた

 

 

ん?

 

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と何のこっちゃな顔。

 

 

おばあちゃんは状況をよく理解していなかったようだが、みんな笑った。

 

 

何回か行ったことのあるお化け屋敷。

 

しかし、今回はおばあちゃんの技で一味違う恐怖体験を味わえたのであった。

(完)

 

※おまけ続編を近々公開します〜🐣

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました🐥